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芸研日誌

芸研日誌

2020年04月06日

ライフハックと芸大生

こんにちは。3回生、いやまだ2回生なのか?宙ぶらりんな山田です。コロナで日本中てんやわんやですが、私も家から徒歩圏内にコロナが出たということで、いよいよ他人事ではないことを痛感しています。
授業や行事も延期中止になり、予定が潰れ続ける異常事態。私のような時間を持て余した大学生にできることは、

「できる限り外に出ない」

これに尽きます。こんな時だからこそ「外に出られない」という意識から「おうちに楽しくこもる」という意識に切り替えたいところです。ゲームをしたり、料理したり、掃除をしたり、溜まっていた本を読んだり、ゆっくり体を休めたり。慌ただしい日常ではなかなかできないことをやってみるのも良いですね。
私はとりあえず生きるために2L綾鷹2ケースを買いました。嬉々として10本担いで家に帰る姿は母に若干引かれましたが、これで安心して巣ごもりできるので、ヨシ!。好きなものがいっぱいあるだけで家は楽園になるのでオススメ。

サークルや企画の会議は早速リモートになりました。そこで通話が家でもさぼらないために有用なツールということに味をしめた私の所属するサークルの社畜…いや有志たちと、通話しながら自分の作業をするLINEグループを結成。画面越しの作業は、遠く離れている友達がなぜか対面よりも近くにいるような感じがして不思議な感じがします。ゆるりと始まりゆるりと終われるのも良いです。そういえばパソコン版のLINEでのパソコンの画面が共有できるようになったらしく、ますますリモート作業が捗る予感がします。(叶わぬ望みですがぜひ京芸もオンライン授業を、いやオンラインゼミを…

芸大生向け巣ごもりコンテンツとしては、最近充実してきた美術系のオンラインコンテンツ(ニコニコ美術館や美術館のオンラインビューイングなど)は欠かせません。テレビ番組では『日曜美術館』、『美の巨人』は定番ですよね。Twitterのウェブ版美術手帖などはアート系の記事が流れて来るのでおすすめ。受け売りですが、e国宝Google Arts&Cultureのアプリは名画が超高画質で見られるので最高です。暇な時間を利用して美術史を勉強したいわという方は、美術入門書の図版をそれらのアプリで高画質で見れば、知識とイメージが鮮明に結び付くので記憶に残りやすい気がします。(実は私も最近博識な友達に憧れてe国宝と仏像入門書とこっそりにらめっこしています。コロナが落ち着いたらまた遊びに行きたいですね)

母の巣ごもりライフハック「花を飾る」


最後に
2ヶ月ほど前。私は本来もうすぐ始まるはずだった授業やこれから始まるゼミへの不安を喋りながら、友達と呑気にパフェを食べていました。まさかこんなことになるなんて、正直想像もしていませんでした。有名人が亡くなって、学校が延期になって、身近な場所で感染者が出て、恥ずかしながら事態の深刻さに気づかされました。

当たり前に始まると思ってた全てのことが足元から崩れていく不安。これが来月まで続いたら?もし1年続いたら……?時々ものすごく怖くなります。

繰り返しになりますが道ゆく人の誰かが、もしかしたら自分が保菌者かもわからないこの現状では、家にいることが一番の対抗策です。そして外出したら全ての菌を殲滅するくらいの気持ちで手洗いうがいをしましょう!

会いたい人がいる、見たい景色がある、行きたいカフェがある、観たい展覧会がある、借りたい本がある。でも、今我慢することでいつも通りの日常に少しでも早く戻れるなら、私は喜んで家にいようと思います。

みなさんはどうでしょうか?

私の言葉には何の力もありませんが、少しでも巣籠もりライフもいいやんと思ってくれる方がいれば幸いです。皆さんもぜひ、良い巣籠もりライフを。