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芸研日誌

芸研日誌

2021年06月21日

你好、子ども達

HEY YOU GUUUUUUUYS!
こんにちは、研究留学生のユウです。

先週吉田さんが芸研日誌でおすすめされていたので、「グーニーズ」を見直しました。あの「HEY YOU GUYS」という台詞は今も完全に私の頭に残っています。公園で遊んでいる子供たちにそう声をかけて驚かせてみたいです(笑)
80年代の映画ですか!いつの間にか、80年代に深い愛情を持ちながらも、より具体的なイメージを持つようになっていました。 (90年代後半生まれなのに..

今日お伝えしたいテーマも、80年代、そして子供時代についてです。
これは、『你好小朋友―中国の子供達』という、秋山亮二氏による日中二か国語の写真集で、1983年に発行されました。皆様ご存知でしょうか。
この写真集の存在は中国SNSなどで、ここ数年頻繁に話題となっていました。

最初に発行されたときの表紙

2019年、この写真集の復刻版が若手出版社青艸堂から再発売されました。その後、過去の未発表作品が再編集されて、2020年と2021年にはさらに2冊が発行されました。 興味深いことに、この2冊は中国のこどもの日である6月1日に発売されることになりました。
このシリーズの写真集の大ファンであるうちの両親は、まさに80年代の子供たちです..

最も評価されているのは、もちろん初版です。なぜなら、その版に掲載されている写真は、最初に選ばれたものだからです。 しかし、どちらの本も、その世代の心の中にある「黄金時代」の記録です。
このことについて言えば、 外国人である私にも、日本人がよく昭和時代に対して懐かしさを感じているのが、わかる気がします。若い世代には「昭和レトロ」が様々な形で現れているようです。私はこれをとても興味深く思います。私たちにとっては、経験できなかった時代は魅力にあふれているように見えるからです。

話を元に戻すと、この写真集の初版は、中国の古い言葉である「天時、地利、人和」に応えたものであると言えるでしょう!
今から40年前に当たる1980年代初頭は、外交史でいうところの「日中蜜月関係期」で、中国はまだ外国人の訪問を認めたばかりでした。
中国の子どもたちを撮影するプロジェクトは、コニカ(当時の小西六写真工業株式会社)が自社製の「サクラカラーネガフィルム」を中国で販売したいと考えたことがきっかけでした。

写真集中のフィルム広告

最初は広告用のパンフレットでしたが、秋山氏が撮影した写真に企画者が感動し、徐々に写真集へと発展していったそうです..関係者の努力により、商品販促の企画だったものがから、時代の風景を記録したアートプロジェクトへと変化していったのは、今考えるとロマンティックで情熱的なことだと思います。

誠実な写真家、活気ある時代、そして純粋な子供たち。
写真には、人工的に作られたポジティブなシーンはなく、特に大げさな価値観のものもありません。
子供たちはとても自然で元気な様子を見せており、勉強、鬼ごっこ、魚採り..など、様々なことに全力で取り組んでいます。
物質的な条件は豊かでなくても、頑張って遊び、学び、懸命に生きる。都会でも田舎でも、努力すれば報われると誰もが信じています..

以下は、出版社のSNSから取得した、この写真集の一部内容です。

先週、恵文社一乗寺店の前を通ったら、この3冊の写真集シリーズがあってびっくりしました!自由に閲覧することができました。紙の印刷物が手にとても馴染みました..興味のある方は、ぜひ一度見てみてください。
今回は以上です。
私たちの時代には私たちの物語がありますよね。 しかし今は、とにかくコロナ時代が早く過ぎることを期待しましょう!

出版社説明文(オンラインフォトブックコレクション「shashasha/写々者」より)
你好小朋友―中国の子供達 復刻版
https://www.shashasha.co/jp/book/dear-old-days
光景宛如昨―中国の子供達 II
https://www.shashasha.co/jp/book/dear-old-days-ii
往事成追憶―中国の子供達 III
https://www.shashasha.co/jp/book/dear-old-days-iii