TOPへ戻る

芸研日誌

芸研日誌

2020年05月13日

あまりに人間的な生活

お疲れ様です。3回生の北です。

最近は昔読んだ小説を読み返しています。昨日は芥川龍之介の『杜子春』。読解は出来るけどわからないな、と思っていたところがちょっと理解出来るようになっていました。中学の授業で習った物語も、改めて読み返すと新しい発見がありますね。面白いので皆さんも是非。

さて、京芸では今週からオンライン授業が始まりました。皆さんは滞り無く受講出来ていますか?私はちょっと問題ありです。ノートパソコンから授業を受けているのですが、映像が乱れたり音声が途切れたり通信が途絶したりとトラブルに見舞われっぱなしです。正直滅茶苦茶困ります。

インターネットの集合知に頼ってみたところ、対処方法はいくつかあるようなので出来る範囲で片っ端から試しています。回線に掛かる負荷を減らすのが重要みたいですね。中でも結構効果を感じたのは、パソコンの設定から画面の解像度を下げるというもの。画質が若干悪くなるのと引き換えに、以前に比べて劇的に回線が落ちにくくなりました。

あとはマイクをオンにしたときのフリーズさえ軽減されれば、もう怖いもの無し。似た症状でお困りの方がいらっしゃったらお試しあれ。

様々な角度から適応力が問われる日々ですが、悪いことばかりでもないと感じます。

例えば、授業によっては次回扱う内容のレジュメを送って頂けるので、前もって読み込んでおく癖が付きました。そこで未知の用語やわからない部分があれば先に調べてざっくり理解。気分としては完全にスマホいじりの延長なのですが、いつの間にか予習出来ているみたいです。これを継続すれば、ほぼ生まれて初めて予習復習を習慣化することも夢ではないかも。

それから、時間割りを意識して動くので生活のリズムが改善されてきました。予定が何も無かったら人間はこれほど容易く堕落するのか……と途方に暮れながら惰眠を貪っていたのですが、ここから巻き返します。

いえ本気で。